限られた空間に、最大のばね力を。
コイルドウェーブスプリング(CWS)は、平線材を連続した波形状をつけてコイリングしたばねであり、安定したたわみを得ることができ、限られた空間で大きなばね力を発揮できることが特長です。
コイルドウェーブスプリングの特長
省スペース・軽量化
コイルドウェーブスプリング(CWS)は、一般的な円筒形状の圧縮コイルばねよりも高さを抑えながら必要とするばね力を得ることができます。
部品点数の削減
複数使用している皿ばねやウェーブワッシャーをコイルドウェーブスプリング(CWS)に置き換えることで部品点数が削減でき、組みつけ工数の削減にもつながります。
安定した荷重特性
平行に近いたわみを得られることで荷重が安定し、精度の高い力制御が可能になります。
加工事例
同一のばね定数で設計した圧縮コイルばねとコイルドウェーブスプリング(CWS)を無荷重状態で比較したものです。コイルドウェーブスプリング(CWS)は同等の荷重特性を維持しながら軸方向の高さを大幅に抑えられるため、コンパクト設計に有効です。限られたスペースで性能を確保したい用途に適しています。
圧縮コイルばね(左)、コイルドウェーブスプリング(右)
加工範囲
| 板厚 | t0.1mm~2.0mm |
|---|---|
| 板幅 | w0.5mm~20mm |
| 外径 | φ5mm~120mm |
| 自由長 | 1mm~50mm |
| 材質 | SUS、SWP |
※ 材質、板厚、板幅サイズと比率により、最小・最大加工範囲は異なります。
関連情報
教育機関との共同研究
自社完結した開発から外部の技術・アイデアを活用するオープンイノベーションを実現するために、教育機関との共同研究を実施しております。ばね事業部では、コイルドウェーブスプリング(CWS)の荷重特性について研究しており、お客様へよりスピーディーな設計支援が出来るよう努めております。
荷重負荷時の応力分布
加工事例に掲載の仕様に90Nの負荷を掛けた場合の有限要素解析結果の図(VonMises応力の分布)

荷重特性
圧縮コイルばねの場合、理論計算に近しい荷重値が出ますが、コイルドウェーブスプリング(CWS)は、理論計算値と実測値にズレが出る場合があります。
より実測に近い理論値を、いち早くお客様へお応えできるよう研究に取り組んでおります。

使用用途
| 自動車関連 | 自動車用操舵付近(EPS)/ シートベルト部品 / 座席シート |
|---|---|
| 輸送機器関連 | 新幹線台車ブレーキ / 自転車 |
| モビリティ関連 | ドローン |
| レジャー関連 | 釣り具 |
ばね設計解説
ばねの設計における基本的な記号から用いる公式、製作上考慮しなければならないポイント等を解説しています。
よくあるご質問
コイルドウェーブスプリング(CWS)の計算式はありますか?
コイルドウェーブスプリング(CWS)の計算式はありますが公開していません。当社より仕様を提案させていただきます。
価格について教えてください。
圧縮ばねと比較するとコイルドウェーブスプリング(CWS)の方が高価になる傾向がありますが、コイルドウェーブスプリング(CWS)を採用することで周辺部品をコンパクトにでき、完成品コスト低減が期待できます。
圧縮ばね(研磨あり)とコイルドウェーブスプリング(CWS)を10,000個/Lotで比較すると、同等価格になります。
材質はどんなものに対応できますか?
丸線を圧延し平角線を作成するため、一般的な圧縮ばね同様となります。(SUS、SWP)
製作可能なサイズは?
板厚t0.1~2.0 板幅W0.5~20 外径φ5~120 自由長1~50
材質、板厚、板幅サイズと比率により、最小・最大加工範囲は異なります。
納期の目安はどのくらいですか?
形状、材質、数量等の情報をいただいた上で回答いたします。
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